C3 石野文菜
(英検準1級合格とスペリング・ビー大会出場)
私は加藤学園暁秀初等学校の小学6年生です。5年生の2月に念願の英検準1級に合格し、またスペリング・ビー(英単語のスペル暗記大会)の全国大会で、10位になることができました。
私が英語に出合ったのは2歳の時で、英語圏の幼児用DVDを視聴したのが初めてでした。この時はまだ英語と日本語の区別ができず、同じ言葉のようにとらえていました。幼稚園、横浜バイリンガルエデュケーションは英語教育に力を入れており、卒園までに英検2級に合格するように言われましたが、力不足のため合格したのは小学1年生の7月でした。
英検準1級の勉強は、1年生の夏休みから過去問を中心に始めました。これが私にとって長い道のりの始まりになるとは、想像もできませんでした。語彙力が足らないため、長文問題を解くことができず、苦労を重ねました。父も自宅学習だけでは無理だと考え、塾探しに奔走してくれました。多くの塾は学年別のため、また英検準1級受験クラスでは私の年齢が低いため、すべて断られてしまいました。やっと茅ヶ崎方式英語会 本校にたどり着き、2年生の10月、Class1に入会させていただきました。
この学校は、年齢別ではなく学びたいレベルを自分で選べるクラス編成になっていること、授業内容も、語彙・リスニング・文法・英作文と盛り沢山な点に魅力を感じました。それまでNHKラジオの攻略英語リスニングでシャドーイングを練習していましたが、ディクテーションは初めてでした。最初は、なかなかうまく書き取ることができませんでしたが、しばらくするとコツがつかめ、今では得意な分野の一つになっています。
英検準1級の受験は、3年生から始めましたが、8回連続で不合格となりました。原因は、語彙問題の正答率が悪かったからです。毎回60点前後の繰り返しであと一歩の状況が続いていました。準1級の合格には、語彙力がなければ絶対に合格できないと考え、少し背伸びしてClass2からClass3に進級させてもらい、そこで習った語彙を一生懸命覚えました。また、リスニング問題を解く時は、キーワードのみを書き留めるようにしました。その結果、5年生の2月に準1級に合格することができました。以前通っていた幼稚園では、小学3年生までに英検準1級に合格するように言われていたので、2年も遅れてしまいました。それでもインターネットで合格発表を見た時には、思わずうれし涙が出てしまいました。
私の小学校は、毎年、全米スペリング・ビーの日本代表を決める全国大会に参加しています。スペリング・ビーは、出題者である公式発音者(プロナウンサー)が単語を発音し、回答者はその綴りを口頭で答える競技会です。私は、4年生、5年生と2年連続で学校代表になり全国大会に出場しました。しかし、参加者のレベルは想像以上に高く、4年生の時は、2ラウンドで負けてしまいとても悔しい思いをしました。5年生ではTOP10を目標に勉強したところ、10位になることができました。今年度も「学校代表になってベスト4を目指す」よう頑張ります。
これからは、英検1級のほか、TOIECやTOEFLなどに挑戦したいと思います。そして、海外の大学へ進学してCNNのアナウンサーになるという夢に向かって努力するつもりです。